おじさんはなぜゴルフが好きなのか?
僕の勤めている会社では役員や管理職のおじさんたちがゴルフ好きである。
僕はまだ20代なので40代〜50代の彼らをここではあえておじさんと呼ばせてもらおう。
僕自身もおじさんたちからゴルフを始めてみてはどうかと打診されるのだが、
いつもやんわり断っている。理由は、ゴルフに興味がないうえに、会社で見るおじさんたちの顔を休日に見てぺこぺこしてたらせっかくの休日が労働時間と変わりないものになってしまうからだ。
それにゴルフは道具代にプレイ代とものすごくお金がかかるそうだ。
とてもではないが貧乏20代の僕には手が届かない。(※届いたとしても興味が無い)
お金はかかるし疲れる(と思われる)のになぜおじさんたちはゴルフをやるのだろうか?
僕が会社で観察した経験をもとに考察してみたいと思う。
1:役員のおじさんがゴルフ好き
理由はよくわからないが僕の勤めている会社では役員のおじさんたちがゴルフ好きである。ただし、傾向としてはイギリスやアメリカ、オーストラリアに赴任していた経験のあるおじさんたちはゴルフ好き&腕前が上々らしい。
上記の国では結構ゴルフが盛んであり、お金持ちの人々が楽しんでいるようである。
そんな環境でゴルフの腕を磨いたおじさんたちが部下を誘うようである。
2:管理職のおじさんたちは役員のおじさんたちには黙って従う
これはまさしく会社における身分制度の顕著な例であろう。役員のおじさんたちがやるぞと言ったら管理職のおじさんたちは行かねばならない。
ここで断ったり嫌がったら最後...どっか別の部署に行かなくては行けない。
一部のおじさんにとっては人付き合いと言う名の休日出勤みたいなものかもしれない。
3:職場の仲間と共通の話題にしやすい
普段、仕事の話題以外で会話をすることがないおじさんたちにとっては共通の趣味によってみんなで盛り上がる事ができるゴルフは貴重なコミュニケーションツールともいえる。
上記の三つが僕が考えるおじさんたちにとってのゴルフをやる理由である。
僕が勤めている会社では管理職のおじさんたちは仕事に打ち込むため意外と休日出勤が多い。そのため彼らのプライベートは趣味や遊び等で充実しているとは言いがたいと僕は思う。
そんな中でおじさんたちにとってはゴルフというのは(職場の仲間ではあるが)誰かと一緒に盛り上がる貴重な機会なのかもしれない。
しきりにおじさんたちが僕を誘うのもある意味でのコミュニケーションをする世代のバリエーションを増やしたいだとか趣味の仲間を少しでも増やしたいという意図があるのかもしれない。
けれど僕は休日を怠惰に過ごしたい。
自分の時間とお金は自分の物として使いたい。
だから休日はゴルフではなく自分の趣味ですごしたい!