Taigoの日記帳

会社嫌いであり、仕事嫌いです。個人的な考え事をのんびり日記に綴ります。(目標は一週間に一回更新)

仕事が嫌いな人も好きな人も趣味を持とう

僕が社会人になってから幾年か経つのだが一つ不思議なことが起きている。

 

  当初、僕のやっている趣味について全く興味をもっていなかった同期や後輩たちがなぜか突然僕の趣味について教えてほしいと言うようになった。

  僕の場合は休日に写真と撮ることを主な趣味にしているのだが、会社員になって3年目以降から写真を始めたいという相談を受けるようになった。

 

 理由ははっきりとしないのだが、同期の一人から最近「仕事を離れた場所で熱中できることがあることはすごく良いことで羨ましい」と言われた。

 

 僕自身は昔からカメラが好きで高校生のときから写真をやっているのだが、意外にも多くの人は中学や高校、大学でやっていた部活や趣味を社会に出ても続けずにやめてしまう。 僕はこのことを残念なことだと思っている。

 どんなスポーツや趣味も長い時間をかけて取り組むことで趣味に深みが出るだけでなく、趣味を通していろいろな人と知り合えたりする(こればかりは個人の社交性の問題だけどね)。

 

 会社員をやっていると平日は忙しくて休日は疲れてぼーっとして過ごすなんて生活パターンは非常に多いと思う。

 会社員になって1年目や2年目は元気があるし時間も余っている人が多いため学生時代の友人や会社の同期と遊べるのだが3年目以降になると転勤や忙しさのせいか友人や同期もなかなか集まらなくなってしまう。僕に写真の相談をしてきた人はそんなことが影響して新しいことを始めたいと思ったんじゃないかと思っている。

 

僕自身が考えている趣味を持つことのメリットは下記の通りだ。

 

1:仕事以外に熱中することができるので休日が楽しみになる。

 休日にやりたいことができるので休日が楽しみになる。それだけでなく、仕事以外の世界に自分だけのライフワークをみつけることができるかもしれない。仕事場で全然認められない人であったとしても、趣味の場で自身の存在を少し認めてもらえるだけでもとても大きな糧となるはずだ。

 

2:趣味の世界で(様々な職業の)仲間と交流できるので自分の知見が広がる。

  仕事場や友人、家庭から離れて普段から関わりの無い職業の人と関わることができるのも趣味の魅力だ。僕自身は趣味でチェスもやっているのだが対戦相手が小学生だったり、税理士の人であったりといろいろなプレーヤーと対戦できるので一回一回の勝負が貴重な体験だ。

 

3:趣味は老後の人生にとって大きな意味を持つ。

 仕事を離れた後も趣味のパワーは健在である。仕事を離れた後であっても仲間ができて人間関係も持続するはずだし、人とのコミュニケーションを確保できる。これ自体で十分な認知症対策になるんじゃないかと僕は思っている。

 

趣味の楽しみ方は人それぞれなのでこれ以外のメリットもきっと見つけられるはずだ。

 

 

 とは言っても、新しい趣味を持とうにも何をしたら良いかわからないという人も多いはずだ。そんな人のためにちょっとだけアドバイスをしたい。

 

 1:身近な人で趣味に熱中している人に相談してみる。たいていの人は自分の趣味に仲  間が増えることを望んでいるので相談したら喜んで教えてくれるはずだ。ぜひ聞い   てみよう。

 

 2:興味を持ったらすぐに調べて行動すること。今のご時世は家にいながらインターネ  ットですぐに情報が手に入るし、必要な道具もネット通販ですぐ揃えることができ   る。

 

 3:初心者のための教室や趣味の人の溜まり場に行くこと。実はこれが一番ハードルが  高い。だが、どんな世界でも優しく教えてくれる人がいるので気楽に趣味人の集まる  場所にに飛び込んでほしい。

 

 4:自分に合わないと感じたらすぐに放り出しても良い。実際にやってみて肌に合わな  いと感じたらやめてしまおう。 趣味なのだから自分が楽しめる事を本気でやろう。

 

 5:年をとっても続けられそうな趣味を一つは持つこと。激しいスポーツは若いうちは  続けることができるが年を取るとそうはいかない。インドアな趣味を一つくらい持っ  ておくと後々良いのではないかと僕は思う。

 

以上、長くなってしまったが僕の趣味に対する考え方を書いてみた。

 

 最後に蛇足だが、僕のもう一つの趣味であるチェスについてちょっとだけ紹介しておく。

チェスは大人から子供まで楽しむ事ができるので世界中にたくさんのプレイヤーとインターネットを通して対戦できる。

 パソコン上のインターネットで無料で対戦できたりするし、本を読みながら定石を覚えるのも楽しい。

 書き出すと長くなってしまうのでまたいつかの機会に魅力を紹介したい。少ない初期投資で大きな楽しみに触れる事ができる可能性を秘めているのでお勧めだ。

 

僕が入門に際して参考にした本と初心者にお勧めのチェスセットを紹介する。

 

やさしいチェス入門―確認問題で、STEPごとに理解できる!

やさしいチェス入門―確認問題で、STEPごとに理解できる!

詰めチェス(詰め将棋のチェスバージョン)の問題がついた入門書駒の動かし方

の指南から始まり、定石や詰めチェスの問題に取り組む事ができる。

 

マグネチック キング チェス

マグネチック キング チェス

マグネット式の折りたたみチェスセット。日本の会社でマグネットタイプで中盤サイズの

チェスセットはこれくらいだと思う。

 

iPhoneiPadなどのスマホ、タブレット用のソフトも充実しているので対戦相手がいなかったとしても楽しむ事ができるので是非挑戦して欲しい。